ウェッジ選びでスコアが変わる!失敗しないための選び方と使い方
グリーン周りでの1打がスコアを左右するゴルフ。中でもウェッジは、スコアメイクに直結するクラブです。この記事では、ロフト角やバウンス角の考え方、セッティング方法などをわかりやすく解説します。
ウェッジの役割とは?
ウェッジはグリーン周りやバンカー、100ヤード以内のショットで使用する「スコアメイクの要」です。パターと同様に打数に直結するクラブで、得意不得意がスコアに大きく影響します。
ロフト角による種類と役割の違い
ウェッジには大きく分けて以下のロフトがあります:
- PW(ピッチングウェッジ):44〜48度
アイアンセットに含まれ、100〜120y前後のショット用。 - AW(アプローチウェッジ、ギャップウェッジ):48〜52度
PWとSWの中間。フルショットや低めの転がしアプローチ向き。 - SW(サンドウェッジ):54〜58度
バンカーショットや高く上げるアプローチ向き。バウンス角が大きめ。 - LW(ロブウェッジ):58〜64度
高く上げて止めたい場面で使用。扱いは難しく、上級者向け。
ポイント:自分のPWのロフト角を起点にして、AW・SWを選ぶのが基本。「フルショットでの飛距離差が10〜15yずつになるように」セッティングすると距離の階段が作りやすくなります。
バウンスの効果
バウンスが多い(12〜14°)ウェッジの使い方
- ソールがしっかり滑ることで、ダフリに強くなります。
- フェースを開いて使うアプローチ(ふわっと上げたいとき)や、柔らかい砂のバンカーに有効。
- 打ち込まずに、地面を払うようなスイングを意識するのがコツ。
バウンスが少ない(4〜8°)ウェッジの使い方
- 芝が硬い場所や、クリーンにボールを拾いたいときに有効。
- 芝との接地面積が小さいので、スピンがかかりやすい。
- スイング軌道を安定させて、薄く長くボールをとらえる技術が求められます。
ウェッジの本数と構成の考え方
例:PWが44度の場合 → 50度(AW)+56度(SW)の2本、または48度・52度・58度の3本構成が理想。
大事なのは…
自分が「どこからフルショットするか?」「どんなアプローチが得意か?」を基準に組むこと。短距離アプローチが苦手なら58度のロブ系を入れるのもアリです。
試打のチェックポイント
- 実際にバンカーやアプローチ練習ができる環境で打ってみること
- 芝の上での抜け方・球の上がり方
- フェース開閉のしやすさ(ソール形状の違い)
- 「構えたときの安心感」が最終判断材料!
まとめ
ウェッジは「一番個性が出るクラブ」であり、選び方ひとつでスコアが劇的に変わります。飛距離重視ではなく、「どんなミスを減らしたいか?」を軸に選ぶことが大切です。
やはり経験からPWを軸に構成し、ただロフトを均等に振り分けるのではなく、用途をしっかり踏まえたセッティングにしたいですね。アマチュアは極論は1本でもいいと思います。しかしライやバンカー、場合によってはコースによって使い分けることを想定したセッティングが必要です!面倒くさいですが、それも醍醐味です♪
状況別:おすすめのバウンス角と使い分け方
シチュエーション | おすすめのバウンス角 | 理由と使い方 |
---|---|---|
フワッと上げたい/バンカー | 12〜14° | フェースを開いて使いやすく、ダフっても滑る |
芝が硬い/薄芝 | 6〜8° | リーディングエッジが入りやすく、クリーンに拾える |
ラフから/沈んだライ | 10〜12° | ソールが滑って抜けやすい |
左足下がり/薄いライ | 4〜6° | リーディングエッジを使いやすく、ダフリにくい |
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